『雨漏りしたから塗装する!』で塗装するのは大きな間違いです。
当社は雨漏り修理も得意ですが、一般的な塗装業者が雨漏り修理ができるとは限りません。
もちろん、雨漏りは一時的には塗装で直りますが、数ヶ月~2年で塗装箇所が割れてくるので、雨漏りが再発します。
すぐに再発しないことを良いことに、業者さんの中には「雨漏りは塗装で直る」と言っている業者もいますので、お気を付けください。
そもそも雨漏りの原因は、塗料の塗膜ではありません。
実は、一般的に住宅は2重防水になっています。
- 1次防水=外壁全般(サイディング・モルタルなど)
- 2次防水=外壁材・屋根材と構造材の間にある防水シート
だから、外壁材や屋根材がひび割れても、すぐに雨漏りすることはありません。
よくある雨漏り原因
- モルタル壁にひびが入って防水シートも破れたから、雨漏りした。
- 屋根材との取り合いが原因で雨漏りした。板金工事が原因だった。
- 壁内に防水シートがなく、外壁のコーキングが割れた箇所から雨水が入っていた。
- 窓枠に防水テープが貼ってなくて、その隙間から雨水が入ってきていた。
- ベランダの防水工事が見えないところまでされてなくて、そこから雨水が入っていた。
- 天窓のコーキングの劣化・ひび割れにより、雨水が入っていた。
このように、雨漏りの原因は、あきらかに塗装とは関係がないと言えます。
だからこそ、雨漏りしている場合は、雨漏り修理・防水工事もできる塗装業者に依頼しないと、塗装後に雨漏りが再発する恐れがあるのです。ご注意ください。