豊川市蔵子W様邸【ケラバ補修工事】

7日間

• ■施工前

  モニエル瓦はケラバ部分、袖瓦の内側に水切り板金が取り付けられていないことが多いです。 このパターンで入った雨が軒先に溜まり、下地木が腐ってしまいます。 こちらのお家も屋根全体の隅部分がほぼ全滅の状態でした。

  

• ■瓦・野地めくり工事

  袖瓦がいつ落ちてもおかしくない状態でした。隙間が空き更に雨が入りやすくなると 傷むスピードも速くなります。

  

  瓦をめくり、胴縁、瓦桟木、ルーフィング、野地板をめくっていきます。 隙間からコウモリが入り、糞尿も相まって破風板、野地合板共に腐っていました。

  

• ■破風板・2×4木下地・野地貼り

  雁木部分は2×4の木材で延長された作りでした。 破風板・鼻隠しを取り付け、隣の垂木等と角材でつなぎ強度を持たせます。

  

  ラーチ合板をビスどめすることにより更に強度が上がります。この段階で上に乗れる強度があります。

  

• ■ルーフィング・瓦桟木・水切り板金

  ゴムアスルーフィングを張り、桟木を取り付け、水切り板金を樋にかかるくらいの長さで取付けます。 瓦を乗り越えて内側に雨が入っても水切り板金で軒先に逃がす役割があります。

  

• ■瓦復旧工事

  瓦を釘で固定していきます。袖瓦取り付け部分には雨が入りにくくなるようシーラーテープを付けます。

  

• ■工事完工

  袖瓦をビスで取り付け、雁木部分の隙間をシーリングして工事完工です。 計7か所が同じような状態でしたので、しっかりと内側の木材を入れ替え、水切り板金を入れたことにより 雨が入りにくく傷みにくい状態にできました。お家がモニエル瓦で、しばらく屋根を見ていない、 メンテナンスした記憶がない方は早めの点検をおすすめしております。